はじめまして。株式会社リワンダ―代表の鈴木と申します。
私は1992年に福井に生まれ、藤島高校を卒業したのちは京都大学に進学、東京で就職してWebマーケターとしてキャリアを積んでいます。
東京で培ったWebマーケティングというスキルを地元福井に還元したいと思い、この記事を書いております。
突然ですが、あなたはSNSを使うことで集客を増やすことができているでしょうか?
「Twitterでツイートしているけど、リツイートもないし集客にはつながっていない気がする」
「Instagramに毎日投稿しているけど、フォロワーが全然増えない」
「Facebookをやっているけど、お客さんはだれも知らなかった…」
といったことはないでしょうか?
SNSと一言で言っても、TwitterやInstagram、Facebookなど種類は多岐に渡ります。発信していればどのSNSでもいいんじゃないの?と思いがちですが、 SNSから集客につなげたいなら、SNS毎の特徴や使っているユーザー層などを理解して運用する必要があります。
もしも、理解をしないままにSNSを使っていると、集客アップどころか集客ダウンにつながってしまうことすらあるんです!
では、SNSを運用して集客アップするには、どうしたらいいのでしょうか?
SNSの種類とメリット・デメリット
まずは日本で使われている主なSNSについて理解を深めていきましょう。SNSを運用する前に自身の事業と相乗効果を狙えるSNSを知ることで、スムーズな運用に移ることができます。
Twitter(ツイッター)のメリット・デメリット
Twitter(ツイッター)は140文字以内で気軽な投稿ができます。この投稿に対し、他ユーザーがコメントや拡散を行います。この短文でのコミュニケーションにより興味関心でつながることできるSNSになっています。
ユーザーは幅広い年齢層になっていますが、特に10代〜20代が多いです。国内のユーザー数は月間4,500万超(2017年10月時点)となっています。
拡散性とリアルタイム性が高く、投稿によっては急激にバズる(SNSで話題になる)ことがあります。
投稿は時系列で表示され、リアルタイムで全フォロワーのツイートが流れます。そのため、投稿数が少ないと他の投稿に埋もれてしまい目に止まりにくいというデメリットがあります。
ユーザー層
幅広い年齢層(特に10代〜20代が多い)
メリット
・拡散性が高い
・気軽な投稿ができ、即時性がある
デメリット
・140字の文字制限からツイートの真意が伝わらないことがある
・高い拡散性、即時性により炎上しやすい
・投稿が目に止まりにくい
Instagram(インスタグラム)のメリット・デメリット
Instagram(インスタグラム)は、写真に特化したSNSです。 おしゃれな写真や動画の投稿がメインとなっていて、文字だけの投稿はできません。
ユーザーは10代〜30代の女性が多いです。国内のユーザー数は月間3,300万超(2019年6月時点)となっています。
「ハッシュタグ」を利用したコミュニケーションとなっていて、自分の検索したい内容を 「ハッシュタグ」から探すことになります。
おしゃれな写真・動画が多いことから、視覚的に効果のある写真を都度投稿する必要があります。
ユーザー層
10代〜30代の女性が多い
メリット
・文章が苦手でも投稿しやすい
・ひと目で視覚的効果を得られる
デメリット
・拡散率が低い
・シェア機能がない
・映える写真の撮影・加工・投稿が大変
・相互性のコミュニケーションが取りにくい
Facebook(フェイスブック)のメリット・デメリット
Facebook(フェイスブック)は実名登録制になっていて、個人ページ以外にも企業名や商品名で登録することが可能なSNSです。
ユーザーは30代後半〜40代以上 が多く、若年層はどちらかといえば少ないです。国内のユーザー数は月間2,600万超(2019年3月時点)となっています。
友人や同級生、同僚といった、実際に付き合いのある人とつながる場として利用されることが多いです。実名を使うため、Facebook(フェイスブック)上の「友達」にリアルな人間関係が反映され、他のSNSよりもフォーマル的な雰囲気があります。
また、自分の投稿が相手に届き、知り合いの投稿も見ることができるようになります。 投稿する内容は、知り合い全員に届くことを前提に投稿をする必要があります。
ユーザー層
30代後半〜40代以上 が多く、若年層は少なめ
メリット
・実名登録なので、信憑性・信用性が高い
・友達追加のハードルが低い
・会社の告知が簡単に出来る
・炎上しにくい
デメリット
・継続的運用が必要
・レスポンスの素早さが必要
LINE(ライン)のメリット・デメリット
LINE(ライン)は国内ユーザーが最も多く、日本の人口の70%以上をカバーしています。生活インフラとして定着しているといっても過言ではないSNSです。
ユーザーは10代~50代以上までと幅広い年齢層をカバーしています。国内のユーザー数は月間9,200万超(2022年3月時点)となっています。
LINE公式アカウント(企業アカウント)を利用することで、企業-ユーザー間のコミュニケーションツールとしても利用できます。 友だち登録をしてくれたユーザーにプッシュ通知でメッセージを送れることができます。
また、自社サービスとLINE APIを連携させて、ユーザー毎の嗜好に合わせた情報配信や、双方向コミュニケーションをとることも可能です。
ユーザー層
全年齢層
メリット
・ユーザー数が多く利用しやすい
・登録してもらいやすい
・クーポン機能がある
・ユーザーと直接、コミュニケーションすることが可能
デメリット
・すぐにブロックされる可能性がある
・LINE公式アカウントでは、メッセージ送信数に応じて有料になる
・友達登録をされていない場合、投稿が目に止まりにくい
TikTok(ティックトック)のメリット・デメリット
TikTok(ティックトック)は若い世代を中心に指示を集めているSNSです。アップできるコンテンツは15秒(または60秒)の短い動画が中心となっています。
ユーザーは10代〜20代が半数以上を占めています。国内のユーザー数は950万人となっています。
アプリの動画編集機能が充実しているのも特徴です。最近では日常の中のちょっとしたおもしろ動画や役に立つ系の動画なども人気になってきています。
ユーザー層
10代〜20代が半数以上を占める
メリット
・さっと見れる短い動画で若い世代へのアプローチ力がある
・アプリの動画編集機能で動画編集が可能
デメリット
・動画の撮影・加工・投稿が大変
・相互性のコミュニケーションが取りにくい
SNSを効果的に運用することによって得られるメリット
主なSNSの種類とメリット・デメリットは理解できたでしょうか?
これらのSNSを効果的に運用することで、得られるメリットと自身の事業に相乗効果が生まれ、集客アップにつながるというわけです。
SNSを効果的に運用した際に得られるメリットはこのようなものがあります。
口コミの拡散
SNSにはユーザーからの意見や評価が投稿されます。 これらの投稿は見た人の友達や家族にも共有され、マス広告よりもはるかに重要視される情報となります。
あなたもテレビCMや電車の吊り下げ広告などより、友人や家族、同僚といった実際に会ったことがある人からの情報を信じることはないでしょうか?
また、知人が実際に使ってよかった商品・サービスを紹介され、自分も使ってみたところ、今では手放せない商品・サービスになったといったことはないでしょうか?
このような知人からの「口コミ」は他より一線を画する情報となって共有されます。SNSを運用することで人から人に「口コミ」を拡散させることが可能になります。
ユーザーエクスペリエンス(UX)の取得
ユーザーエクスペリエンス(UX)とは、「ユーザーが、ひとつの商品・サービスを通じて得られる体験」のことです。
SNSは企業とユーザーが双方向にコミュニケーションを取ることが可能です。そのため、従来では難しかったユーザーの悩みや意見といったUXを簡単に吸い上げる事ができます。
例えば、家電製品を使っていると、「こんな機能があればいいのに」、「ここの突起が邪魔」、「ボタンがこの面にあったら」と思ったことはないでしょうか?
このような悩みや意見を解決することはユーザーの満足度に直結する内容となっています。
これらのユーザーの体験(UX)をSNSで吸い上げ、商品・サービスに新たに反映させていくことで企業とユーザーの結びつきを強くすること可能になります。
ユーザー満足度の向上
SNSは企業の告知をすぐにユーザーに伝えることが可能です。ユーザーは新しい情報を常に知ることでき、活用することができます。
あなたはとある企業がお得なキャンペーンをやっていたのに知らなかった!といった体験や、臨時休業となっていることを知らず訪問してしまった…といった体験をして、すごく損をした気分になったことはありませんか?
新しい情報の発信を怠ることでユーザーが自社の商品・サービスを使ってもらえるせっかくの機会を失うことになってしまいます!
SNSが持つリアルタイム性を活用することで、これらの不満を解消しユーザーに満足感を与えることが可能になります。
実践!SNS運用の流れとは?
SNSを運用することで企業に様々なメリットがあることがわかってもらえたと思います。
SNSは手軽に、費用もかかからず始めることができ、大きな成果を得ることが可能です。
ですが、闇雲に運用していても成果を上げることは不可能!むしろ逆効果になってしまうことすらありえます。
成果を手堅く得るためには、SNSを運用する流れを理解し実践していく必要があります。
メインターゲットと集客目標を設定
まずは、SNSを運用していく上でのメインターゲットと集客目標を設定しましょう。
メインターゲットは「10代〜20代の女性」、集客目標は「若者への認知度アップを行い集客率を30%アップさせる」、といった感じですね。この設定が決まっていないとほぼ確実に失敗します。
目標もターゲットも決めずにスタートするなんて、装備もなく、天気を確認もせずに山登りを始めるのと同じですよ。
この設定はSNS運用の根幹となり、最も重要な内容になります。
運用するSNSの選定
SNSは種類毎に特徴や使っているユーザー層が異なります。そのため、どのSNSが自社とマッチしているのか、目標に合っているのかを見極めた上で運用するSNSを選定する必要があります。
例えば、30代以上に向けた写真が少ないコンテンツを展開しているのなら、Facebook(フェイスブック)を運用しようといったことですね。
また、これもあれもと複数のSNSを運用しがちですが、まずは1つのSNSに的を絞って運用することが成果アップの近道となります。
ユーザーの心を掴む投稿を継続
SNSで投稿する場合、いかにしてユーザーの心を掴む情報を発信していくかが重要になってきます。
とある飲食店が集客を行いたいと考えているとして、40代男性をメインターゲットとしているのに、おしゃれさを前面に押し出した写真を投稿していても集客にはつながりません。むしろ今までの客層が離れていってしまう可能性すらありますよね。
可愛いを押し出すのか高級感を押し出すのか、お得感を強調するのかブランド性を売りにするのかといったメインターゲットの心情をしっかりと理解した戦略を立て投稿をしていきましょう。
NGなSNS運用方法とは?
どのSNSにも言えることですが、運用をはじめてもすぐにやめてしまう、更新が滞ってしまうのはNGです。SNSは多くの場合、ある程度運用を続けなければ成果が出にくいためです。
どんなに素晴らしいコンテンツを投稿しても、拡散してくれる人が増えなければ成果が出るわけないですよね。まずは地道に投稿を続け、より多くのフォロワーを獲得していきましょう。
また、SNSでは「不適切な発言」や「誤操作による発信」などによって、企業にとって不利益な情報が拡散され、炎上する可能性があります。もし、自社の商品やサービスの誤った情報やマイナスの口コミがSNS上に拡散された場合、取り返しのつかない事態になる可能性大です。投稿には責任を持ち、できるならネガティブな内容よりポジティブな内容の投稿していきましょう
福井だから新たな集客が可能?今だからおすすめしたいSNS運用
福井の企業ではどのように集客を行っているのでしょうか?
皆様、口を揃えておっしゃるのは「紹介で来てくれる」です。
紹介だけで事業が成立しているのであれば、本当に素晴らしいことです。
ですが、逆に考えてみてください。もしSNSを効果的に運用することができれば、今以上の集客は間違いなし!お客様は増える一方だと思いませんか?
SNSを使った集客は、自社の商品・サービスを客観的に分析し、「ターゲットはどこなのか」、「相性の良いSNSは何なのか」、「ターゲットに向けた魅力的な投稿とはどのようなものなのか」を考えることで、大きく伸ばすことが可能です。
もし、「SNSを運用したいがどこから手をつけたらいいかわからない」、「すでにSNSを運用しているが集客につながっていない」など、SNS運用・集客にお困りの方はお気軽に無料相談にお申し込み下さい。お話できることを楽しみにしております。